このマニュアルでは、Sun Fire 15K および Sun Fire 12K サーバーを含む Sun Fire ハイエンドシステムの動的再構成 (DR) 機能について説明します。DR 機能を使用すると、Solaris オペレーティングシステムの実行中に、システムドメインにシステムボードを接続したり、切り離したりすることができます。
お読みになる前に
このマニュアルは、UNIX® システム、特に Solaris オペレーティングシステムベースのシステムでの作業経験を持つ Sun Fire ハイエンドシステム管理者を対象としています。このような経験がない場合は、まずこのシステムに付属している Solaris ユーザーおよびシステム管理者向けマニュアルを読み、さらに UNIX システム管理トレーニングの受講を検討してください。
マニュアルの構成
このマニュアルは、以下の章で構成されています。
第 1 章 Sun Fire ハイエンドシステムの DR の概要
第 2 章 DR の状態モデルと条件モデル
第 3 章 DR 操作とドメイン上のソフトウェアコンポーネント
第 4 章 ドメインの DR ユーザーインタフェース
第 5 章 DR ドメイン手順
UNIX コマンド
このマニュアルでは、システムの停止、システムの起動、デバイスの構成といった基本的な UNIX® コマンドと操作手順については説明していません。これらの情報については、次のいずれかのマニュアルを参照してください。
- システムに付属しているソフトウェアマニュアル
- http://docs.sun.com にある Solaris オペレーティングシステムのマニュアル
シェルプロンプトについて
シェル
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プロンプト
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UNIX の C シェル
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マシン名 %
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UNIX の Bourne シェルと Korn シェル
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$
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スーパーユーザー (シェルの種類を問わない)
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#
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書体と記号について
書体または記号
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意味
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例
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AaBbCc123
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コマンド名、ファイル名、ディレクトリ名、画面上のコンピュータ出力、コード例。
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.login ファイルを編集します。
ls -a を実行します。
% You have mail.
|
AaBbCc123
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ユーザーが入力する文字を、画面上のコンピュータ出力と区別して表します。
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% su
Password:
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AaBbCc123
またはゴシック
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コマンド行の可変部分。実際の名前や値と置き換えてください。
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rm filename と入力します。
rm ファイル名 と入力します。
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『 』
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参照する書名を示します。
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『Solaris ユーザーマニュアル』
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「 」
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参照する章、節、または、
強調する語を示します。
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第 6 章「データの管理」を参照。
この操作ができるのは「スーパーユーザー」だけです。
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\
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枠で囲まれたコード例で、テキストがページ行幅をこえる場合に、継続を示します。
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% grep `^#define \
XV_VERSION_STRING'
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関連マニュアル
分類
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マニュアル名
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SMS 関連の DR ユーザー情報
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『System Management Services (SMS) Dynamic Reconfiguration ユーザーマニュアル』
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SMS の管理者マニュアル
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『System Management Services (SMS) 管理者マニュアル』
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プラットフォーム固有の補足情報
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『Solaris Sun ハードウェアマニュアル (補足)』
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SMS の補足情報
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『System Management Services (SMS) ご使用にあたって』
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DR Web ページ
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http://www.sun.com/servers/highend/dr_sunfire
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Sun のオンラインマニュアル
各言語対応版を含むサンの各種マニュアルは、次の URL から表示または印刷、購入できます。
http://www.sun.com/documentation
Sun の技術サポート
このマニュアルに記載されていない技術的な問い合わせについては、次の URL にアクセスしてください。
http://www.sun.com/service/contacting
コメントをお寄せください
弊社では、マニュアルの改善に努力しており、お客様からのコメントおよびご忠告をお受けしております。コメントは下記よりお送りください。
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